11月~2月までのお知らせ

年の入れ替わり時期はどうしても多忙時期になりがちですので早めの相談等を頂ければ余裕をもって対応できますし取引先会社も安定な価格で対応して頂けます。  参考までのお知らせです。

  • 住宅の顔 化粧の玄関! 重みがありますね。

  • 槐柱 出書院 落し掛け 床縁 欅床板

  • こつこつ丁寧に仕上げていきます。

  • 大黒柱 木曽檜 和風ならではの8寸柱

  • 総 天然木「床 壁 天井」

『自社の特徴』

①予算に合わせた無垢 天然 木材在来工法 口コミ住宅 造り!

②注文住宅、リフォーム・改装・改築・方位・家相(先祖代々からの言い伝え)等に関しての点検、疑問、相談 有資格者が丁寧にお答えいたします。

③予算に合わせ無理のない住宅! 間取り、図面、を施主様と十分に時間を重ね進めていきます。※物価高騰の為使用する材質(天然無垢材は建材より単価は下がります)で大幅カット!!

※大手ハウスメ-カ-より坪単価は低く抑えられる利点。

④天然木材(AD材)使用にて 住宅価値 が数十年後も持続致します。
※AD材は木伐採後 自然乾燥(太陽 風)していますので木肌がつるつるになりますし単価が安いです。
※KD材は木伐採後、木材料を大きな電子レンジに入れ強制的乾燥するので木肌がガサガサ且つ、薬品っぽい臭みが残ります。


⑤天災時の不具合、修理、緊急フルタイム訪問!
「いざ」という時に対応致します。(災害時の訪問順番はお世話になっているお客様からになります)

⑥古き良い木の性質を活かします。ハウスメ-カ-に多い金物、建材、集成柱、コンパネで固める事はありません。

⑦家大工だけでは住宅になりません!各専門分野のプロ職人(経験 実績 )を選び抜き 結成された大田原市の 金子工務店です。

ご覧頂きありがとうございます。このホームページはパソコンからのログイン形式になっています。スマホ、携帯からのログインは読みにくいかも知れませんがご了承ください。                

【金子工務店の施工例】

施工例

こちらのURLにて他の施工例写真がありますのでご覧頂けたら幸いです。※神社 文化財建物 は個人的に好きなので撮らせていただきました。

是非参考までにご覧ください。

⇩  ⇩  ⇩

https://goo.gl/photos/XvCSSgyAooDnc5bN9

家大工とは

大工とは?

初めまして。私、栃木県大田原市で工務店を元受けにて営んでいる金子和生と申します。 早速ですが「大工とは?」について話をしたいと思います。

そのまえに、ハウスメ-カ-の大工とは全く別です。
例えばA様の住宅リフォ-ムを依頼され多数の職人が仕事を仕上げていきます。お客様との打ち合わせから工事完了まですべて金子工務店の責任のもと行い、お客様へ随時話し合いをし時には品物現物を見ていただく場合も多々あります。納得を頂いてから1つ1つ施工し完了後も何度か伺がわせて頂き現場状況を拝見いたします。

本題に入ります。
 まず、住宅を建てるのが大工!と皆さん思いますが少し違います。文字通り、大きな工夫をこなすからこそ大工であり、長年かけて磨いた腕、知識、技、を精一杯出し命がけで住宅を手掛けるのが大工です。釘1本1本打ち方も違います。なぜなら打ち方次第で強度が何倍と増しますし、木の割れも防げます。
木「無垢材」の心を読み取る事が出来なければ大工とは言えないと私は思います。

※写真は5代目 松材の梁を鐇(ちょうな)で平らに削る作業。

『家大工の小言』


        金子工務店の歴史



     創業  江戸中期 宝暦11年~



     初代    宮大工      金子捨ノ助 

     二代目   宮大工      金子柗之助

     三代目   家大工      金子松三郎

     四代目   家大工      金子寅三郎

     五代目   家大工      金子忠生

     六代目   家大工      金子和生 



264年の歴史を受け継ぎ『木の心』「木の教え」を心に刻み現代に至りました。

これから書く事は代々から常に言われている事であり
金子工務店独自の教えであります。

   【木の心とは?】


木には人間と同じ気質があり素直な杉 頑固な杉 弱い杉 穏やかな杉と個々あります。
私達は1本1本見極め必要箇所に必要な木質を選び配分致します、その事を木拾い言い在来建築には欠かせない項目であり、木拾いをおろそかにすれば長持ちもせず木自体の力は発揮出来ないでしょう。

   【木の教えとは?】


自然に何十年と根を張り生きて来た木々達。
その木々はどんな地域でどんな環境を過ごして来たのかは木にしか分かりません。
 しかし、木は素直に語りかけてきます。
東西南北どの位置で生きてきたのか?それは木の曲がり、木の枝口を見れば分かります。
そこで、木々達が育った環境にいかに近づかせるか!が問われます。住宅の躯体「柱等」を育った方位に合わせる事により木々達は素直に成長し生きていけると見ています。

私達は自然の中で育った木をそのまま無理なく住宅に活かす事!を第一に考えています。

住宅デザインも重要ですが、主たる躯体「人間で言う骨」が狂っていてはやがて崩れ色んな箇所に弱みが必ず発生し扉が開かない、床がギシギシする、雨漏り等も下地材が正確に使われていれば回避出来る事も多いのです。

また、自然の木「無垢材」を使用する事は人体への悪影響を避けられるとも最近では言われています。アトピー性皮膚炎、喘息、ホルムアルデヒド、シックハウス症候群、子供の健康状態、精神安定等と、多々ありますが一言で言いますと!大自然から頂いた材料には害はほぼありません。

何故なら住宅完成後にも「木」は呼吸をしているからであり、汚染された空気を浄化し新鮮な空気を提供してくれているからです。


『無垢材を手刻み加工、継手』松材

小屋裏の骨組み(松梁ダブル大栓組み)

この写真は住宅の「梁」と言うなくてはならない部材です。わかり易く表現しますと、屋根の荷重、住宅の耐震性、強度強化を発揮する松梁です。

松梁は非常に強く角桁「長方形の桁」は問題ではありません。
1度写真の様に組めば人力や小道具で外す事は不可能です。頑固であるからこそ小屋裏の部材に適しているんですね。
金物と金物で繋ぎ合わせる方がいますが金物は錆、緩みがやがて出てきてしまう可能性がありあまり使いませんし、金物に頼らなければ支え切れない構造体の方が恐ろしいです。(住宅検査がある場合は飾り程度に入れます)。

やはり、木と木を組み合わせた方が私的に先々心配もありませんし頑丈です。現代プレハブ住宅には、ほぼ使われていない部材の一つですし曲がりくねった松梁への墨付けが出来ないでしょう。

家大工で墨壷、墨差しを使いこなせる方がもう数えるくらいしか居ないのが現状です。「栃木県内」





『結 論』

この場をかりて一つだけ最後にお伝え致したく思います。

木造住宅の基本となる基本は在来工法である事を。

まだ、日本には立派な技術者『家大工、無垢材専門問屋、瓦屋、基礎屋、畳屋、板金屋、設備屋、建具屋、左官屋、表具屋、塗装屋、内線工事屋、硝子屋』がおります。

各技術者「自営業」は熟年の技を持ち、自分の看板を汚さない様 高度な仕事を残します。

これから住宅等を考えている方々

1度原点に目を向けて下されば私はそれで充分であります。


また、最近のプレカット加工は木と木の継手が私的にゆるく弱いです。複雑な継手は不可能の世界プレカット
、人間の手術で肝心な箇所は「手」の「術」です。機械には任せられません。私たちも同然「手」「技」
、しっかり 強く 頑固な木組み! 加工時間は多少かかりますが一生を支える躯体や総合的に価値ある住宅を考えております。




長くなりましたが最後まで読んで頂きありがとうございます。


栃木県知事登録 第26295号
技術者・建築士  金子和生 (六代目)

千丈橋(赤い橋)の手前です。

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